パシフィックメディカル、医療・介護・在宅連携システム「MINET」とエヌ・デーソフトウェアの介護業務支援ソフト「ほのぼのNEXT」との連携を開始

パシフィックメディカル、医療・介護・在宅連携システム「MINET」とエヌ・デーソフトウェアの介護業務支援ソフト「ほのぼのNEXT」との連携を開始
株式会社パシフィックメディカル(代表取締役:小松 広行、代表取締役医師:島 佑介、以下「パシフィックメディカル」)は、医療法人・自治体向けの医療・介護・在宅連携システム「MINET(読み:ミネット)」が、エヌ・デーソフトウェア株式会社(代表取締役社長:丹治 朋之、以下「エヌ・デーソフトウェア」)の開発・販売する介護業務支援ソフト「ほのぼのNEXT」と連携を開始することをお知らせします。これにより、介護と医療のさらなる連携強化が期待できます。 ◾️背景と連携の概要 超高齢社会にも耐えうる医療提供体制を構築するため2016年から厚生労働省が提唱している「地域医療構想」の実現や、2014年から政府で議論が開始されている「第8次医療計画」の策定に向け、患者の症状や状態に合った質の高い医療サービスをどこでも同じように受けられるように医療と介護の連携が進められています。しかしながら現在、地域の医療施設・介護施設間だけでなく、同一法人内の施設間においても、連携が進んでいない状況です。 このような地域の医療・介護の連携における課題解決に貢献するため、パシフィックメディカルは、医療・介護・在宅連携システム「MINET」を開発・販売しています。「MINET」では医療施設のSOAP・処方・検査結果・DICOM画像等の診療に関わる情報や介護施設のアセスメント・連絡票等の情報を適切なセキュリティ設計のもと、場所・時間を問わず速やかに一覧化して共有することができます。 一方、エヌ・デーソフトウェアは、業界トップシェアの介護業務支援ソフト「ほのぼのNEXT」を開発・販売しています。「ほのぼのNEXT」は、介護施設利用者の情報管理やケアプランの作成、介護記録、統計・帳票出力等の機能等が備わっており、介護記録から請求業務までを一気通貫で行うことができるシステムです。 今回、「ほのぼのNEXT」で記録している介護施設利用者の基本情報や、ADL評価、バイタル情報等が「MINET」に自動で連携され、医療施設等の情報と共に閲覧可能になります。 これにより、パシフィックメディカルとエヌ・デーソフトウェアは、「ほのぼのNEXT」を導入している多数の介護施設の情報が「MINET」に集約されることで、更なる地域包括ケアの推進に寄与できると考えています。 ◾️連携によるメリット ・バイタル情報、ADL評価の連携により効率的な診療が可能 「ほのぼのNEXT」に記録されている介護施設入所期間中の利用者の心拍数・呼吸(数)・血圧・体温情報を、「MINET」に自動で連携することができます。医療施設は診察時に介護施設での入居中の状態も確認することができ、効率的な診療が可能になります。 また、ADL評価も連携される予定です。日頃から自動で情報連携されることにより、入院時等に医療施設に改めて情報を共有する手間なくスムーズに手続きを進めることができます。 ・アセスメントデータの連携により効率的な介護が可能 「ほのぼのNEXT」に記録している介護施設利用者のアセスメントデータが、「MINET」に自動で連携される予定です。過去のアセスメントデータを事前に確認できることで、家族へのヒアリングの手間をかけず利用者のニーズを正確に把握できるため、よりスムーズな介護計画の作成が可能になります。 パシフィックメディカルは「医療を支える人が将来にわたって使い続けられるシステムを提供する」というミッション実現に向けて、引き続き、地域医療を支える医療施設や介護施設への価値提供を行なってまいります。