電子カルテ「MALL 透析」の特長
「MALL 透析」は透析施設向けに開発され、約20年間、継続率99%でご利用いただいています。
電子カルテと透析システムが一体の、柔軟性と拡張性に優れた、リーズナブルなシステムです。
01
透析システムと電子カルテを一体に
コンソールと連携できる透析システムと電子カルテが一体となっています。条件入力/透析指示などの機能はもちろん、電子カルテの処方オーダーや検査結果を参照しているため、漏れなく必要な検査を実施する事も可能です。また、その他の部門システムも内包しているため、すべての機能を1つのシステムで完結することができます。
データ自動連携とマスタ統一で
高い連動性を実現
薬剤・検査・栄養などの自社部門システムを豊富に取り揃えており、電子カルテと一体となり、UIとマスタの統一性、データの高い連動性を実現しています。
同じ画面で全てのシステムを操作
透析システムや他部門システムと電子カルテのUIやレイアウトを統一することで誰でも使用しやすい操作画面を実現しています。
約150社のシステム・機器と連携
約20年間の開発・運用であらゆるシステム・機器と連携してきました。データ連携が実現できない、連携の度に高い費用を払う、ということは発生しません。
02
個別ニーズに柔軟に対応
ご要望には柔軟に対応させていただいており、年2回の大型アップデートを約20年間重ねてきたことで、約3,000の設定項目を実装しています。設定は職種・ユーザーごとに設定できるため、個別ニーズに合った運用が可能です。
ご要望への対応で実装した
約3,000の設定項目
導入前から運用時に至るまで、常に様々なご要望に応えています。年2回の大型アップデートを約20年間重ねてきたことで、約3,000の設定項目を実装することができました。
ユーザーごとに約3,000の設定項目
を自由に選択可能
医師・看護師などの職種や、ユーザーごとに、約3,000項目もの設定項目を自由に選択することができます。施設や部門に合う機能を取捨選択いただくことが可能です。
好みに応じたレイアウトが
誰でも簡単に設定可能
画面をドラッグしてドッキングすることにより、独自のレイアウトを設計することができます。
医療DXを実現する新機能の開発
PHRアプリ、オンライン診療、看護向けアプリ、経営ダッシュボードなど、医療DXを実現する様々な新機能を順次リリースしています。
03
導入から保守まで手厚く伴走
導入いただくまでのサポートはもちろん、導入後の保守も手厚く実施いたします。保守費用の範囲の中で、運用・機能の提案や、機能の開発を行います。
手厚いサポートで効率的に
電子カルテを選定
電子カルテを選定するまでには、委員会の組成、要求仕様書の作成など、様々なタスクが発生します。弊社の選定是非に関わらず、選定フェーズの伴走を実施します。
手厚いサポートで負担を徹底的に削減
電子カルテ導入時に発生するマスタ整備、帳票整備など様々なタスクを弊社が対応します。導入期間は4~5ヶ月、本番稼働の立ち合いは1~2週間で状況に応じて柔軟に対応いたします。
提案・開発も保守費用の範囲内で対応
導入後もより便利に使っていただくため、機能や運用の提案や、追加開発は保守費用の範囲内で対応いたします。
追加提案・追加開発に向けた伴走サポート
システム委員会の開催やコンサルティングの実施など、導入後も様々なサービスを提供いたします。
04
全てをリーズナブルな料金で対応
無駄なコストを抑え、無理なく導入できる価格を実現しました。他社電子カルテよりもリーズナブルに導入できるケースが多く、電子カルテの入れ替え提案なども多くの実績がございます。
機能一覧
ご要望に応えながら様々な機能を開発しました。ここでは一部の主要な機能についてご紹介いたします。
3段待ち受け
診察の動きに合わせて患者のステータスが「診察待ち」「予診待ち」「結果待ち」に変わり、患者毎の進捗を確認できます。
患者一覧
注射、処方、検体検査、放射線などのオーダー実施状況を確認できます。
診療・検査予約
・医師や設備の予約枠を管理できます。
・診療予約の状況も一緒に確認しながら予約できます。
・予約状況はWeb予約システム等とリアルタイムに連携することも可能です。
予防接種管理
・インフルエンザやBCGなどの予防接種の予約・実施回数の管理ができます。
・「日付指定」「予約日未定」の2通りから、運用に合わせて選択できます。
患者プロフィール
基本情報・紹介医・アレルギー・禁忌・既往歴といった患者情報を一元管理できます。
投薬カレンダー
用法別(月間)、薬剤別(月間/年間)など複数のパターンで投薬情報(処方・注射)をカレンダー形式で見やすく表示できます。
フォローアップサマリ
・継続的に行う検査の予実管理ができます。
・3ヶ月毎に心電図検査を実施する設定をすると、その検査が未実施の場合、カルテを開いた際にアナウンスが表示されます。
処方/注射オーダー
・頻用一覧、名称検索、セット、Do処方などで処方・注射のオーダーができます。
・薬剤画像や併用禁忌などのDI情報の参照ができます。
画像オーダー
・CTやMRIの検査をオーダーすると同時に設備予約ができます。また、MWMへのオーダー連携もできます。
・埋め込み金属やペースメーカーなどが患者プロフィールに登録されている場合、オーダーを防止することができます。
検体検査オーダー
セットオーダー、Doオーダー、紙カルテの伝票のようなオーダーなど、様々な方法でオーダーができます。また、食後時間、至急、透析前後などの条件付きでオーダーができます。
検査結果一覧
・院内検査・外注検査の情報を一元管理できます。
・上限や下限を超えている項目を色分けで表示できます。
・複数の検査結果をコピーしてカルテへ貼り付け、Excel出力が可能です。
検査結果グラフ
・折れ線グラフと棒グラフの2種類で検査項目を比較できます。
・検査結果とバイタル情報に投薬情報も併記することができます。
医療文書作成
・紹介状や入院診療計画書など各種書類が標準で搭載されています。
・薬剤や経過要約の転記機能や、頻用文言のテンプレート登録機能によって記載時間の短縮ができます。
患者ファイリング
カテゴリごとにフォルダを作成して、同意書や紹介状などの紙媒体文書や写真を取り込んで管理することができます。
Excel汎用帳票
Excelで、電子カルテからIDや患者名などのデータを自動で差し込むことができる、帳票の雛形を作成できます。
汎用レポート
電子カルテ画面上にて、電子カルテからIDや患者名などのデータを自動で差し込むことができる、帳票の雛形を作成できます。
コミュニケーションツール
・患者についての連絡を電子カルテ上で行うことができます。
・連絡を取る相手は個人だけでなく複数人でも選択することができ、送信相手の閲覧状況を確認することもできます。
カルテバック
・医師に向けて患者のカルテに関する修正依頼を送信することができます。
・テンプレート機能を用いて、依頼入力時間の短縮ができます。
医療文書作成依頼
・医師に向けて患者の文書作成依頼を送信することができます。
・テンプレート機能を用いて、依頼入力時間の短縮ができます。
対診管理
・医師同士の対診（他科コンサル）依頼を電子カルテ上で行うことができます。
・依頼画面でSOAP記事、オーダー、病名を確認できます。また、依頼先医師の予約取得が可能です。
オンライン診療
外来患者一覧にオンライン診療予定患者を表示し、カルテ記入画面からワンクリックでオンライン診療が開始できます。
病棟マップ
・建物や部屋の配置に合わせて病棟のマップが作成できます。
・当日の入退院患者数、転入・転出患者数、空床数、病床利用率など、各種の指標が確認可能です。
ベッドコントロール
・空床を検索し予約登録を行うことができます。
・カレンダー形式で病棟の状況を確認し、入院予定患者や転棟予定患者の一覧から、ドラッグ&ドロップで指定の病床へ入院予約登録ができます。
・日付ごとの空床数や入院数なども確認できるので、効率良い病床管理が可能です。
オーバービュー
・検温表、処方・検査などの各種オーダー、指示簿など、入院中の情報を時系列で確認することができます。
・職種ごとに表示する項目や順番を設定可能です。
看護計画
・標準看護計画の立案ができます。
・問題点・目標・観察・ケア・教育をあらかじめ登録することで手入力なしでの立案も可能です。
看護記録
・看護計画やプロブレムリスト毎に記録ができます。
・看護計画を見ながらの記録作成や、画像・動画の貼り付けが可能です。
褥瘡管理
・褥瘡計画書や経過表の管理ができます。
・時系列での褥瘡の確認、褥瘡状態評価の点数自動計算、画面から各種文書の印刷が可能です。
3点チェック
・バーコードを読み取って患者・薬剤・看護師の3点チェックを実施することができます。
看護必要度管理
・病棟ごとに入院患者の看護必要度の入力や一覧を確認できます。
・前日評価の取り込みやHファイルの出力が可能です。
医療区分管理
・病棟ごとに入院患者の医療区分の入力ができます。
・評価結果区分別、データ変化日、医療区分別で色分けされた状態で一覧表示が可能です。
クリニカルパス
クリニカルパスから入院患者の先々のオーダーを実施することが可能です。
透析患者登録
・該当者を選択し、患者の保険を指定後、透析患者として登録します。
・登録後、透析患者スケジュールの一覧表に名前が表示されます。
透析患者一覧
・選択日の透析患者の予約一覧を表示できます。
・目的に応じて検査スケジュール・ベッドMAP・透析順などの表示切替が可能です。
・スケジュール管理票では当日の透析室の状況や透析進捗が一目で確認できるので、透析室の稼働状態を随時把握できます。
シャント記録
シャントに関する記録や画像の登録ができます。
透析条件入力
・患者の透析情報を登録し、技士へ指示を出せます。
・基礎体重よりドライウェイトを決定し、登録したマスタの設定によってダイアライザの機種や抗凝固剤、透析液などを選択し、除水量を設定できます。
・医療材料の指定や定期オーダーの作成なども可能です。
透析条件一覧
・各患者の透析条件を時系列で確認できます。
・変更点が赤字で表示されるため、関係職種のほか、保険請求を行う事務方における確認漏れの防止につながります。
透析検査スケジュール管理
・検査オーダーを事前に一括登録可能することができます。
・登録したオーダーは年間検査計画として管理することができます。
透析一括受付
透析患者の受付を個人ごとまたはグループ一括で行うことができます。担当医師や適用保険が変わる場合の変更も可能です。
ワークリスト
・患者ごとに必要な医療器材のリストを表示できます。
・透析フロアやベッドグループごとに日付/時間帯を指定して、必要な資材の一覧を確認することができます。
透析指示一覧
透析の指示者、確認者、透析フロア、曜日グループなど、患者ごとで異なる情報を画面上で一覧化して確認することができます。
透析前体重測定
・透析前の体重を登録します。計算式を登録することで目標体重、目標除水量を自動計算できます。
・風袋画像、重量などは患者別にマスタ登録することで反映されます。
透析条件の送信
前体重測定時に電子カルテから透析装置へ患者情報と透析条件を送信できます。
透析の記録
あらかじめ設定した透析条件を元に透析記録が作成できます。
透析後体重測定
・透析終了後に測定した体重や風袋、透析前後での除水量などを入力できます。
・除水量は実施除水量のみ入力すれば、その他の数値は自動計算されます。
送迎（透析順序）
透析順序を設定することで、優先度や送迎方法を透析順一覧から確認できます。
透析状況の受信
透析装置から電子カルテへ透析状況を受信できます。
透析ベッドマップ警報状況
・透析ベッドマップで警報状況が確認できます。
・警報は透析記録にも反映されます。
指示受け
処方の種類ごとに一覧表示し、同画面から処方箋を発行することができます。
服薬指導
服薬指導やコストの算定ができます。
持参薬/鑑別報告
持参薬管理から鑑別報告まで、持ち込み薬の管理ができます。
薬剤情報提供書
オーダーから自動的に薬剤情報提供書を作成することができます。
注射ラベル発行
バーコード付きラベルを発行して、3点認証として利用することができます。
食事箋
・アレルギーや栄養成分の集計を確認しながら入院患者の食事登録が可能です。
・食事の内容や栄養をカレンダー形式で表示することができます。
栄養指導箋
カルテに登録された身長・体重・検査結果の取り込んで、栄養指導箋を作成することができます。
栄養管理計画
カルテに登録された身長・体重・検査結果の取り込んで、栄養管理計画書を作成することができます。
検体一覧
オーダーからの自動受付、依頼受付、予約受付、バーコード発行など、多様な受付形態から検体の一覧が作成されます。
検査機器接続
検査機器と密に連携し、未実施の検査項目などを確認し、漏れなく実施入力することができます
検査結果確認
・手入力、検査機器接続、外注先連携などにより、検査結果を取り込みます。
・検査結果は患者ごとに時系列で管理され、異常値や前回値を必要に応じて確認することができます。
リハビリ処方箋
・リハビリの処方箋を発行することができます。
・テンプレート機能を用いて入力の手間を軽減することができます。
リハビリ計画書作成
・リハビリ総合実施計画書・リハビリ実施計画書・摂食機能療法実施計画書など各種計画書の作成及び印刷が可能です。
・テンプレート機能を用いて入力の手間を軽減できます。
稼働単位確認
稼動単位数を一ヶ月単位で確認する事が可能です。1日24単位、週108単位以上の単位数入力時、維持期患者様の月13単位制限など、各上限単位数での警告表示が可能です。
指示受け/実施
・画像オーダーを一覧で確認することができます。
・また、カルテと並べて、医師からの依頼目的、オーダーコメントなどを確認できます。
照射録
・照射録の管理を電子カルテ上で行う事ができます。
・あらかじめ撮影項目ごとに設定しておくことで自動的に照射録を作成可能です。
手術管理
・選択日の手術患者様の一覧を表示しエクセル出力、台帳印刷ができます。
・1週間の手術カレンダー、月単位での手術患者一覧への表示切替が可能です。月単位表示での患者一覧では術式での抽出も可能です。
手術申込/記録
・手術予定患者様の術前診断・予定術式・スタッフ・麻酔記載の等、詳細な情報が記載可能です。
・患者の基本情報は電子カルテから取得可能です。
輸血
輸血のオーダーを一覧管理することが可能です。
看護アプリ
看護師がアプリを用いてオーダー確認を行なったり、3点チェックを行うことができます。
EHR/PHRアプリ
・電子カルテや介護システムの患者データを自動で統合し、グループ法人で共有することができます。
・電子カルテの予約・検査歴・処方箋などのデータを患者のアプリに共有することができます。
イントラネット
イントラネットを使用して、院内予定、設備予約、オンラインカンファレンス等々の実施ができます。
電子署名
作成した帳票類に対して、タブレットなどを用いて電子署名を実施することができます。
外部連携実績
検査機器はもちろん、AI問診アプリなど最新のシステムまで、約150社と連携が可能です。
記載のない機器・システムに関しても対応いたします。
機器
- シスメックス株式会社
- アボットジャパン株式会社
- アークレイ株式会社
- 株式会社 アットウィル
- 日本光電工業株式会社
- 株式会社エイアンドティー
システム
- 医事会計システム ナイス株式会社
- 医事会計システム ウィーメックス株式会社
- 医事会計システム 日本医師会ORCA管理機構
- リハビリシステム タック株式会社
- 栄養システム 株式会社コーエイコンピューターシステム
アプリ等
-
株式会社エーアイエス
MightyQubePro -
マルマン
ナース物語
コンピュータ株式会社 -
テルモ株式会社
HRジョイント -
Ubie株式会社
AI問診 -
ニッセイ情報
MEDI-Papyrus
テクノロジー株式会社
検査機器から問診アプリまで、約150社と連携！
導入実績・事例
「MALL」は全国で約200件の導入実績があり、
その内、「MALL透析」は全国で約20件の導入実績があります。
料金プラン
無理なく導入できる価格を実現しています。
サポート体制
パシフィックメディカルは、業務に精通しているスタッフを全国に配置しているため、
手厚いサポートが提供可能です。
約4ヶ月間お客様の導入負担を徹底的に削減し、
稼働後も手厚くサポートします
よくあるご質問
-
Q1
クラウドですか、オンプレミスですか。
-
いずれも対応可能です。しかし、機能・価格の観点から、オンプレミスを推奨しております。
-
Q2
導入にはいくらかかりますか。
-
システム構成やPC台数によって費用は大きく変動します。まずはお問い合わせください。
-
Q3
セキュリティ対策はどうなっていますか。
-
ISMSでの標準対策に加え、外部バックアップ・ウイルスソフトの導入を実施しています。追加で、UTMの導入、RDXの日次管理、ルータのアップデート代行などを行い、対策を強固にしています。
-
Q4
パソコンに慣れていない人が多いが大丈夫ですか。
-
ご要望に応じてパソコン教室を開催することも可能です。
-
Q5
対応している医事会計システムは何ですか。
-
ORCA、ML-A(ナイス社)、Medicom(ウィーメックス社)に対応しています。
-
Q6
他社電子カルテデータの移行は可能ですか。
-
医事会計システム、外注検査メーカーからのデータを移行することは可能です。他社電子カルテからの移行は実績がありますが、個別対応となりますので、お問い合わせください。
